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畳の歴史

そもそも日本の文化は、中国大陸から伝わったものも多いと言われていますが、その中で「畳」は、日本人が単独で生み出した日本固有のものであり、湿度が高く天候の変化が激しい日本の風土でオリジナルの敷物として大事に育てられ、その文化・技術を伝承されてきました。「ゆったりくつろげる」その独特の感触、適度の弾力性、そして気分を落ち着かせる独特の匂いが魅力ですが、時代によってどのような拡がりをしていったのでしょうか?

history imagecut01 日本独自の床材「畳」が平安貴族階級から一般民衆まで普及した歴史

中国伝来のものがいろいろある中において、畳は日本独自の床材。それの歴史は「菅畳八重」「皮畳八重」などといった書物が見られる古事記にまでさかのぼります。まだまだ畳床などは無くて、コモなどといった敷物を積み重ねたものと考えられます。現在での畳といった風な構成となったのは平安時代。板敷に座具や寝具という形で置くと言われる使用法で、使う人の地位に合わせ畳の厚さやへりの柄・色が違ってました。 鎌倉時代から室町時代にかけ、書院造が誕生して、部屋全部に畳を敷きつめる使用方法に発展しました。そこに至るまで上流階級や客人のもてなしの為の品でしたが、家屋の床材として取り入れられるように変わったのです。ところがそのような使用法も貴族や武士の富の象徴。桃山時代更には江戸時代に至る中で、数奇屋造や茶道が発展して一般化し、僅かずつ町人の家にも畳が敷かれるようになっていました。そうは言っても地位による畳の制限の風習は残り、一般大衆が使うことが出来るようになってきたのは江戸時代中期過ぎてから。畳師・畳屋と呼ばれる人達が活躍し、畳干しする家々の風景がいろんな場所で目にされるようになったというわけです。